CASE

タイプ: 早期売却型M&A

成約式での感涙

早期売却型M&A

成約式はその上場会社の本社の役員室に呼ばれて、副社長様をはじめ担当役員の皆様がお祝いをして下さり、社長は車いすでの参加となりましたが、人生でこれほど嬉しかった日はないと感涙されておられました。

その後まもなく、社長がお亡くなりになったことをお医者様である娘さんからの連絡で知ることとなりました。

成約式後には、娘さんにその式の様子などを細やかに興奮した口調でお話しされて、とても喜んでいらっしゃったようです。

娘さんは、自分が後継者になれずに少し後ろめたい気持ちがあったようで、父の喜ぶ顔を見て安堵されたとおっしゃっていました。
社長の生前にM&Aを成約させることができ、当社チームもとても良い仕事ができたと喜びでいっぱいでした。

引受先は世界を代表する東証一部上場企業

早期売却型M&A

リビルト事業が高収益であり、その品質レベルが高かったことから、こういった企業を求めておられる複数の候補先企業のリストの中から、いくつかの企業に打診をしたところ、すぐに買収を検討したいとの回答を頂いたのが某上場企業でした。

早速、病院へ足を運んで社長に説明をし、数日後には準備した資料をもって買い手候補企業を訪ね、売り手企業の状況とともに、社長の体調の件もお話ししたところ、迅速に社内稟議を進めて頂きました。

話はとんとん拍子に進んで、基本合意にまで至り、その後の詳細調査(DD)も非常にスピーディに実施して頂きました。
最終的に、社長の生前にM&Aが成立し、世界に名だたる上場企業と言う素晴らしい引受先に自分が育てた事業を承継してもらえたことで、社長は安堵の表情を浮かべておられたのが印象的でした。

当社へのご依頼

早期売却型M&A

連絡を頂戴した我々は、社長の入院している病院の個室で、社長からお話を伺い、社長自身が育ててこられた事業を引き受けてもらえる方を何とか探してもらえないかとの依頼を受けました。

病気がかなり進行しているなかで、一刻も早く引受先の企業を探すことが求められる緊急の案件となりました。なぜならば、社長の様態がいつ急変するかもわからないので、最悪のことも考えながら、その前に事業譲渡を成功させて、社長を安心させてあげることが目標となったからです。

社長の病気が進行

早期売却型M&A

後継者問題が解決されないままに時間だけが過ぎていくなかで、定期検診で社長が癌に侵されていることが判明し、すでにステージ4にまで病気が進行しており、このまま後継者が決まらなければ、廃業することも仕方がないと諦めの境地にもなったこともあったようです。

そんな中、病院でぼんやりとSNSを見ている中で、当社の広告を見つけて、ダメもとを覚悟で連絡してくださったようです。

後継者不在の自動車部品販売業

早期売却型M&A

関東にある自動車部品の販売やリビルトをしているA会社は、後継者が不在で事業を継ぐ人がいませんでした。
社長に子供はいたものの、その娘さんは都内の病院に勤務するお医者様で、その娘さんは医業を諦めてまで、父親の会社を継ぐという決心がつきませんでした。

父である社長も、そういった娘さんのご意向を理解して、娘さんに会社を継ぐことについての話をしたことは一度もなかったようです。
業況は順調で、売上規模は10億円弱、利益率も高く、非常に優良な企業でした。

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