同時並行で進めていた従業員との面談の中で、弊社がこの従業員ならば、社長の想いを継承して自動車整備事業をうまく率いてくれるのではないかという方が1名だけおられました。

車が好きで好きでたまらなくて、ご実家は建設業を営んでおられたのですが、そちらの会社には入らず、自動車整備業の道を選んだという方でした。

この方は、本当に車好きで、特にクラシックカーが大好きで、彼を頼りにしてクラシックカーの整備を遠方から依頼される顧客もいらっしゃるほどでした。
そしてこの方は、この自動車整備業を引き継げるならば、こんな嬉しいことはないということで、事業の買取資金の一部をご実家から借り入れ、不足分は金融機関から事業承継資金を借り入れることで、社長の株式を買い取ることができました。